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ステロイドとリスパダールの副作用とは?太るって本当?

      2016/02/09

ステロイドとリスパダールの副作用とは?太るって本当?

薬には副作用というものがあり、それはステロイドやリスパダールも同じです。

どのような副作用があり、それでも使用するメリットは何なのか。

それについて説明していきましょう。

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ステロイド、リスパダールそれぞれの副作用は?

ステロイドの副作用は、1日当たり30ミリグラム以上を服用している場合に起きやすくなるとされています。

軽いものですとイライラ感や不眠、消化不良、吐き気、にきび、むくみ、血糖値の上昇などがあり、女性の場合は生理不順になることもあります。

重くなると免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。

また、顔に脂肪がついて丸くなってしまうムーンフェイスなど、太ってしまうのも副作用のひとつです。

リスパダールの副作用は、立ちくらみや眠気、口の渇き、便秘、尿が出にくくなるなどがあり、生理不順になることも確認されています。

重いものだと「悪性症候群」というものがあり、高熱が出て体が硬直して動かなくなってしまうこともあります。

また、リスパダールにも体重が増加してしまう副作用があることが確認されています。

両方の薬剤に共通している副作用は「太る」ことです。

スタイルが気になってしまう、若い人にとっては結構深刻な悩みになりそうです。

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ステロイドとリスパダールの副作用よりもその効果は?

こうした副作用がありながら、なぜステロイドもリスパダールも広く使われているのでしょうか。

まずステロイドの効果ですが、大まかにいえば炎症を抑え、免疫を抑制することです。

免疫は人間にとって必要なものなのではないかと思うかもしれませんが、必ずしもそうというわけではありません。

膠原病をはじめとする自己免疫系の病気の場合、免疫細胞が体の健康な細胞を攻撃してしまう状態になってしまうからです。

こうした場合には、ステロイドの免疫抑制効果が必要になってくるのです。

一方、リスパダールは脳内の情報伝達がうまくいくようにする効果があります。

統合失調症はこの情報伝達がうまくいかなくなって起きるものですので、これを修正するためには、リスパダールのような薬が必要になってくるというわけです。

いずれの薬剤についても、なぜ副作用がありながら使用されるのかというと、それを補って余りある効果があるからというのが実際のところなのです。

ステロイド、リスパダールなどの使用で副作用の出るメカニズム

ステロイドとリスパダールには同じ「太る」という副作用があることは上でも書きましたが、両者の太るメカニズムは大きく違っています。

まずステロイドの場合ですが、そもそもステロイドは副腎皮質から分泌されるホルモンそのものです。

このホルモンには血糖値を上げたり、顔や背中などに脂肪を蓄積させたりする働きがあります。

ステロイドを投与するということは、副腎皮質ホルモンが大量に分泌されているのと同じことで、実際、過剰分泌によって起こるクッシング症候群と同様、太っても手足は細いままという特徴があるのがステロイドの副作用です。

これに対して、リスパダールの太る副作用は、食欲増進によって起きてしまうものです。

これは薬によってヒスタミン1受容体とセロトニン2C受容体の働きが抑えられてしまい、満腹中枢がうまく働かなくなってしまうからです。

食べても食べてもお腹がいっぱいだと感じないのですから、食べ過ぎになって太ってしまうというのがリスパダールの副作用です。

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