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飢餓状態になると腹水が溜まる?その原因や症状は?

   

飢餓状態になると腹水が溜まる?その原因や症状は?

がんの末期によくみられる腹水という症状についてです。

実は、飢餓を原因として、腹水の症状が現れることがあります。

腹水と飢餓について、探ってみました。

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腹水の原因は飢餓?

腹水は、なんらかの疾患が原因となり、腹腔という場所に水が溜まった症状をいいます。

腹腔は、胃や腸などを包んでいます。

腹水は、通常、健康な人間でも数十ミリリットルは蓄積されているのですが、貯まるのと吸収を繰り返して、ほぼ一定量になっています。

これが大量溜まることで、内臓や肺を圧迫するため、息がしずらくなったり食欲が失せてくるので、ますます体力を奪われます。

腹水は、主に3種類の要因で溜まると言われています。

1つ目は、血液内の水分量を調節する物質であるアルブミンが、特に肝臓の病気で不足し、血管外に出て行った水分を戻せなくなることで起きます。

2つ目は、肝臓に血液を運ぶ血管、いわゆる門脈が、肝臓の病気により肝臓内の血行を妨げることで起きます。

3つ目は、肝臓に病気により腎臓への血液量の低下が起き、尿が出にくくなります。

その結果、体内の水分量が増加をする、という具合です。

飢餓の場合、特にアフリカの子供たちを連想させますが、栄養失調のため、血液中のたんぱく質の濃度が低くなり、水分を取り込む力が弱くなっているので、腹水が溜まるのです。

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飢餓状態になると腹水が溜まる?その原因は?

腹水は、大抵は末期がん、特に肝臓が関係しているがんの患者で多くみられます。

肝臓の病気、とくに肝臓系のがんに罹患した場合、肝臓の働きが弱くなります。

そうすると、以下のメカニズムで、肝臓が関係することで腹水が溜まっていきます。

メカニズムの1つ目は、血漿の成分の1つである、血管内の水分を調節する働きをする、アルブミンという物質があるのですが、これは通常肝臓で生成されます。

しかし、肝臓の働きが弱いために、アルブミンが生成されなくなり、その結果、血液内に水分を取り戻す働きが弱くなり、腹腔に水が溜まるのです。

2つ目は、肝臓に血液が送られにくくなることで起きます。

3つ目は、腎臓への血液量の低下で尿が出なくなることにより起きます。

飢餓で腹水が起きるメカニズムは、極度の栄養状態の悪化で、血液中のたんぱく質の濃度が薄くなっていて、そうすると、いわゆる浸透圧の原理により、水分は血管外に押し出されるが、逆に血管に水分を取り込めなくなっています。

こうして、腹水の症状が発生します。

つまり、原因は極度の栄養失調なのです。

飢餓以外が原因で腹水が溜まる

腹水は、写真で出てくる、アフリカの子供たちのように、飢餓により症状が出てくることがあります。

日本でも起きないわけではなく、なんらかの事情で何も食べずに栄養失調になるとそういう症状が出てくるのです。

しかし、腹水は飢餓だけではありません。

がんの末期患者に多いとされていますが、一番多いのは肝臓がんによるものです。

他のがんでも腹水は起きますが、肝臓に転移した、もしくは肝臓が原発で、他の部位に転移したなどで起きます。

腹水を溜めるメカニズムは、ほぼ肝臓の働きが弱まることから発生しています。

血液内の水分を調節するアルブミンの不足、肝臓に血液を送る門脈が機能していない、腎臓に血液が流れていない。

どれも肝臓に関係します。

また、女性特有の病気で腹水が溜まることがあります。

子宮内膜症、卵巣がんによる症例が大半です。

また、不妊治療が原因で腹水の症状が発生することもあります。

卵巣過剰刺激によるものが多いと言われています。

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