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突発性難聴を治療する薬は副作用がある?

   

突発性難聴を治療する薬は副作用がある?

突発性難聴突然、耳が聞こえなくなってしまう病気です。

発症時に強いめまいを伴うことが多く、原因は不明です。

ややこしい病気のようですが、どのような治療が行われているのでしょうか。

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突発性難聴の治療薬の副作用はある?

上にも書きましたが、突発性難聴の原因は基本的に不明なのですが、症状がヘルペスウイルスによる内耳炎と似ているため、ウイルス説が有力視されています。

このため、現時点ではこの説に基づいた対症療法が行われており、治療薬としてはステロイド剤の投与が第一選択となっています。

ステロイド剤とは、人間の副腎皮質から分泌されているホルモンそのもので、炎症や免疫を抑えたりする働きがあります。

気管支喘息や潰瘍性大腸炎、ネフローゼ症候群、バセドウ病などの治療に使用されています。

突発性難聴の場合はウイルス説に基づいて、炎症を抑制する目的で使用されています。

治療開始が早期であればあるほど治癒率が高いため、パルス療法といって、初期にステロイド剤を大量投与したうえで、徐々に減らしていく方法が取られています。

ただ、ステロイド剤はホルモンそのものであるだけに、副作用の方も避けられないところです。

むしろ副作用が問題になりやすい薬剤といっても過言ではないでしょう。

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突発性難聴の治療薬の副作用がある場合どんな症状?

上にも書きましたが、ステロイド剤には炎症と免疫を抑制する働きがあるのですが、免疫を抑制するということは、副作用としていろいろな病気にかかりにくくなってしまうことを意味しています。

肥満も副作用のひとつですが、ムーンフェースといって丸顔になってしまうことと、投与を中止することで肥満が解消されるのがステロイド剤の副作用による肥満の特徴です。

また、ステロイド剤には血糖値を上げてしまう働きもありますので、投与によって血糖値を下げるインシュリンの分泌が間に合わなくなってしまい、糖尿病になってしまうのも副作用だといっていいでしょう。

高血圧や動脈硬化、高脂血症を招いてしまうのもステロイド剤の副作用です。

さらに、長期にわたって投与することで骨密度が低下してしまい、骨粗鬆症を招いてしまう可能性も指摘されています。

このほか、ステロイド精神病といって、精神面に異常をきたし、双極性障害に似た症状を示すケースがあることも確認されています。

突発性難聴の治療薬は副作用が少ない?

上記のように、突発性難聴の治療薬として使用されているステロイド剤には、多くの副作用があることが確認されています。

副作用については少ないどころか、むしろ多い部類に入るといっても過言ではないでしょう。

ただ、ステロイド剤の副作用は長期にわたって投与するほどそのリスクが上がっていくという特徴があるため、いかにしてそのリスクを減らすかが医療現場の課題となります。

上記のパルス療法も、できるだけステロイド剤の投与期間を短くしてしまうことを目的に行われているもので、副作用対策のひとつといっていいでしょう。

それでも副作用はある程度覚悟しなければなりませんが、投与を短期間にすることで重篤な副作用を防ぐことはできるのです。

ちなみに、突発性難聴の場合は、聴力が1カ月以内に回復してくれない場合、完治する可能性は大幅に低下してしまいます。

このため、ステロイド剤を長期にわたって投与するということは考えにくいのが救いといえば救いになるのではないでしょうか。

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