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ステロイドを内服してアルコールを摂取してはダメな真相とは?

      2016/02/09

ステロイドを内服してアルコールを摂取してはダメな真相とは?

ステロイドに限らず

内服する際に気をつけたいのがアルコール

今回はそんなアルコールとの関係についてまとめてみました。

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ステロイドを内服したときアルコールを摂取するとどうなるの?

ステロイドを内服したときの副作用のひとつに、血糖値が上がってしまうというのがあります。

入院中にステロイド剤の投与を受けた方の報告によると、空腹時に1デシリットル当たり200ミリグラム近い数字になっていたことがあったそうです。

空腹時の血糖値が1デシリットル当たり110ミリグラムを超えると糖尿病の予備軍だと判断されますので、これはかなり高いといっていいでしょう。

このため、糖尿病患者にステロイドを処方する場合には、膵臓から分泌されるインシュリンが不足しているため血糖値が上がりやすく、注意が必要だとされています。

問題はアルコールを摂取することでも血糖値は上昇してしまうということです。

しかも、お酒を飲むときは工業用のような純粋なアルコールだけを摂取しているわけではなく、含まれている糖類も一緒に摂取しているのです。

もしステロイドの内服によって血糖値が上がっているところに加え、さらに血糖値を上げてしまうアルコール飲料を摂取してしまうと、血糖値が大幅に上がってしまう可能性があるのです。

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ステロイドを内服したあとアルコールを摂取してはいけない理由とは?

そもそもステロイド剤は、副腎皮質から分泌されるホルモンそのものです。

副腎皮質ホルモンの効果のひとつは血糖値を上げることで、ある意味インシュリンと逆の効果だといっていいでしょう。

そういうホルモンを内服しているわけですから、血糖値が上がってしまうのはある意味当然のことだといっていいでしょう。

ステロイド剤を内服している人は、そうしたデメリットに目をつぶっても、処方するだけの理由があるということになります。

そして、アルコールには肝臓内のグリコーゲンをブドウ糖に分解する働きがありますので、このブドウ糖によって血糖値が上がってしまうのです。

加えて上にも書きましたように、お酒をはじめとするアルコール飲料には血糖値を上げる原因である糖類も含まれています。

この2つの条件がそろえば血糖値が大幅に上昇してしまう可能性があり、もし血糖値が1デシリットル当たり500ミリグラムを超えるようなことになれば、吐き気を催したり、意識障害を起こしたりと大変なことになります。

ステロイド内服すぐにアルコールを摂取してはいけないのはこのためです。

ステロイドを内服後にアルコールを摂取してもいい期間はどれくらい?

ステロイドを内服するのは、基本的に朝です。

これは副腎皮質ホルモンが分泌されるのが朝であるため、その時間に合わせているのです。

もし、そうでない時間にステロイドを内服した場合には、朝になっても副腎皮質ホルモンが体内に残っていると判断されてしまうため、ホルモンの分泌量が減少してしまいます。

これが長く続くと副腎皮質の機能そのものが低下してしまう可能性がありますので、ステロイドを服用する時間を副腎皮質ホルモンが分泌される時間に合わせてあるのです。

つまり、血糖値が高くなりやすいのはあくまでもステロイドを内服した午前中のみであり、夜になれば血糖値がそれほど上がりやすくならないということになります。

具体的にはステロイド剤を内服してから7時間以上たつと、必要以上に血糖値が上がる可能性はなくなるとされています。

もちろん、量に気を付ける必要はありますが、ステロイド内服からそれぐらいの時間が経過すれば、必要以上に血糖値の心配をすることはないということになります。

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