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【胃腸風邪】薬で治療するとき、どの薬を服用すればいいの?

   

【胃腸風邪】薬で治療するとき、どの薬を服用すればいいの?

胃腸風邪という言葉を聞いたことはありますか?

腸感冒とか、お腹にくる風邪と呼ばれることもあります。

胃腸風邪にかかったら、どのように対処したらいいのでしょう?薬で治すことは出来るのでしょうか?

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胃腸風邪は薬で治すことは出来るの?

胃腸風邪の原因は、大半がウイルスの感染によるものです。

この胃腸風邪は、正しくはウイルス性胃腸炎という病名で呼ばれます。

残念ながら、胃腸風邪の原因となるウイルスをおさえる薬は、今のところ開発されていません。

したがって、胃腸風邪の根本的な原因をとりのぞく治療は、薬ではできないということになります。

それでは薬がまったく役に立たないかというと、そうではありません。

胃腸風邪の症状はつらいもの。

そのままでは体力を消耗したり、脱水症状を起こしてしまったりします。

つらい症状を薬でやわらげながら、安静にして体力を温存し、もとから体に備わっている免疫力でウイルスの活動を抑えて、自然に治ることを待ちます。

胃腸風邪に抗生物質であるホスミシンが処方される場合もありますが、ウイルスが原因の胃腸風邪には効きません。

胃腸風邪の中には例外的に細菌の感染によるものがあり、こうした場合にはホスミシンが出されることもあります。

ウイルス性胃腸炎と、ウイルス以外の細菌などの感染が原因の胃腸風邪とを合わせて、感染性胃腸炎と呼びます。

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胃腸風邪に効く薬の種類は?

胃腸風邪で使われる薬としては、下痢止め、整腸剤、吐き気止め、腹痛を抑える薬、解熱剤といったものがあります。

いずれもつらい症状を和らげるための薬です。

胃腸風邪のときの下痢に対しては、下痢止めを使います。

食中毒のときの下痢には、原因菌の体外への排出をさまたげるため下痢止めは安易に使うべきではないされていますが、胃腸風邪の場合は、下痢の程度を見極めたうえで下痢止めを選択します。

下痢止めの薬の中ではロペミンが最も効果が強く、腸の過剰な蠕動運動を抑える作用があります。

タンニン酸アルブミンや次硝酸ビスマスは、腸の粘膜を保護するベールを張って荒れた腸の粘膜を刺激から守る、作用のおだやかな下痢止めです。

そのほか下痢に対しては、乳酸菌やビフィズス菌などの整腸剤もよく使われます。

ほかにも、吐き気止めのナウゼリンやプリンペラン、解熱剤のアセトアミノフェンが、胃腸風邪ではよく使われます。

腹痛がある場合には、消化管運動を抑える作用のあるブスコパンが出されることもあります。

胃腸風邪の薬で気をつけたいポイントとは?

下痢止めのロペミンには腸の蠕動運動を強力におさえる作用があり、使い続けることでかえって便秘になってしまうことがあります。

下痢が治まったら速やかに中止することが必要です。

タンニン酸アルブミンは牛乳を原料としているため、牛乳アレルギーのある人は服用できません。

また、ロペミンとタンニン酸アルブミンを併用するときには、効き目が落ちないように、ロペミンの服用後、2時間あけてタンニン酸アルブミンを服用するようにします。

解熱剤の使用にも注意が必要です。

ウイルス性胃腸炎のときには、アスピリンやロキソニンのような非ステロイド性解熱鎮痛剤は使用は控えます。

特に、ライ症候群の恐れがあるため15歳未満の小児では絶対に使ってはいけません。

その結果、使ってもよい解熱剤は、必然的にアセトアミノフェンになります。

同じ理由で、腹痛の薬として間違っても非ステロイド性解熱鎮痛剤を飲んではいけません。

そもそも痛みの原因が違うので、腹痛の薬としては不適切です。

水を少し飲んでも吐くような強い吐き気がある場合には、吐き気止めは飲み薬でなく坐薬で出されます。

解熱剤の坐薬も使いたいときには、吐き気止めの坐薬を先に使い、30分以上たってから解熱剤の坐薬を使います。

この順番を間違えると、解熱剤の坐薬が吐き気止めの坐薬の効果をさまたげることになります。

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